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《台湾有事》中国軍機9機が中間線越え、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年3月22日_記事番号:T00114395

台湾有事

《台湾有事》中国軍機9機が中間線越え、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾

 国防部は21日、同日7時30分以降、中国軍の戦闘機「蘇愷30(スホイ30)」や無人機(ドローン)など計20機が台湾周辺の空海域で活動し、うち9機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、台湾の北部、中部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入し、中国の艦艇と合同でパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行ったと発表した。 国防部は22日、22日午前6時までの24時間では、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ36機、中国艦艇6隻を確認し、うち軍機13機が台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、北部と南西の防空識別圏に侵入したのを確認したと発表した。軍機の飛来数は昨年11月3日以降で最多だった。中国の気球は確認しなかった。

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 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。確認した中国軍機は累計8400機以上で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計3055機となった。

/date/2024/03/22/17pla_2.jpg21日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)

 気球は1月1日以降、断続的に飛来を確認しており、累計94機だった。

 国防部は21日、同日午後1時27分ごろ、中国が甘粛省の酒泉衛星発射センターから発射した人工衛星を搭載したキャリアロケットが、台湾の北部の防空識別圏を通過したと発表した。大気圏外で、台湾に危害はないと説明した。

 

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