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《台湾有事》中国軍機10機が中間線越え、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年4月3日_記事番号:T00114609

台湾有事

《台湾有事》中国軍機10機が中間線越え、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾

 国防部は2日、同日午前11時40分以降、中国軍の戦闘機「殲16(J16)」や軍用輸送機「運8(Y8)」など計12機が台湾周辺の空海域で活動し、うち10機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、台湾の北部、中部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入し、中国の艦艇と合同でパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行ったと発表した。 国防部は3日、3日午前6時までの24時間では、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ30機、中国艦艇9隻を確認し、うち軍機20機が台湾海峡の中間線を越えたり、北部や南西の防空識別圏に侵入したのを確認したと発表した。

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 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。確認した中国軍機は累計8500機以上で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計3105機となった。

/date/2024/04/03/17pla_2.jpg2日(3日午前6時までの24時間)の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)

 国防部は3日、同日午前6時56分ごろ、中国が四川省の西昌衛星発射センターから発射した人工衛星を搭載したキャリアロケットが、台湾の南部の防空識別圏を通過し西太平洋方向へ飛行したと発表した。大気圏外で、台湾に危害はないと説明した。

 

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