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《台湾有事》中国の海上保安機関、台湾海峡西側で合同巡視活動/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年3月29日_記事番号:T00114527

台湾有事

《台湾有事》中国の海上保安機関、台湾海峡西側で合同巡視活動/台湾

 中国共産党の機関紙『人民日報』の報道によると、中国の海上保安機関、交通運輸部海事局の下部組織、▽福建海事局、▽上海海事局、▽東海航海保障中心──が27日、台湾の離島、金門県の西側、福建省アモイ港の主航路上に位置する「九折礁」周辺海域で合同巡視活動を実施した。台湾海峡を中国の管轄権の対象と見なすこの活動に対し、台湾の大陸委員会(陸委会)は、中国政府による現状の変更や平和を破壊する行為に反対すると表明した。台湾側が設定した「禁止・制限水域」(中国船の航行が禁止、制限される海域)に中国の船舶が許可なく進入した場合、引き続き断固とした取り締まりを実施すると強調した。29日付自由時報などが報じた。

 巡視活動は海上での養殖による航路の妨害や違法な漁労や不法投棄の取り締まりなどが重点だった。中国当局は、台湾海峡西側海域の海上交通環境と秩序を維持する目的だと説明した。

 台湾の邱国正・国防部長が今月7日に「第一撃(先制攻撃)」の定義は発砲から空海域の侵犯に変更してあると語ったことに関連し、中国国防部の呉謙・報道官は28日の定例記者会見で、台湾は中国の一部分と述べ、民進党当局は軽はずみな行動を取れば自滅するなどと警告した。 

 

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