ニュース 政治 作成日:2024年4月2日_記事番号:T00114578
台湾有事国防部は2日、2日午前6時までの24時間に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ6機、中国艦艇7隻を確認し、うち軍機2機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越えたのを確認したと発表した。
1日(2日午前6時までの24時間)の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。確認した中国軍機は累計8400機以上で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏(ADIZ)に侵入したりしたのは累計3085機となった。
国防部は同日、中国が3日に四川省の西昌衛星発射センターから西太平洋の方向にキャリアロケットを発射する予定で、予測経路では台湾の防空識別圏を通過すると発表した。
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