ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム 会社概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

《台湾有事》中国からドローン飛来、金門にビラ投下/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年6月11日_記事番号:T00115797

台湾有事

《台湾有事》中国からドローン飛来、金門にビラ投下/台湾

 中国福建省アモイ市に近い離島、金門県に8日午後、中国大陸側から無人機(ドローン)が飛来した。かつて対岸の動向を監視するための軍事要塞として機能した馬山観測所や国立金門大学、金門県警察局付近の上空で端午節(2024年は6月10日)の祝賀メッセージなどを記したビラやちまきを投下した。9日付中国時報などが報じた。

 ドローンを飛行させたのは、福建省のドローンメーカー、中利科技で、全行程を中国発の動画共有アプリ、TikTok(ティックトック)でライブ配信していた。中利科技は、配信は反響が大きく、同社責任者が中国当局の事情聴取を受けた後、映像は削除したと説明した。

 陸軍金門防衛指揮部は、今回のドローン侵入について、SNS(交流サイト)での配信に注目を集め、視聴数を増やしたり知名度を高めることが目的で、台湾の市民からの反感や両岸(中台)関係の悪化といった影響は考慮していないと批判した。軍は脅威に対し、綿密な監視を続けると表明し、ネットユーザーの軽率な行動に対応して、悪意ある行為を助長することはないと強調した。

 中国中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)の7日報道によると、中国軍は台湾周辺で演習を継続しており、最近でも東部戦区の部隊が東シナ海で実際に武器を使用して訓練を実施したとされる。

 

【ワイズPRです】
台湾ニュースを耳より!忙しい毎日のお供に、ワイズニュースを音声ダイジェスト版でお届けします。YouTube、各種ポッドキャスト、ワイズホームページで配信。
検索は、「耳よりワイズ、音声ダイジェスト」 
【在台日系企業・日本人向けPRを募集しています】 
https://www.ys-consulting.com.tw/pr/390.html

台湾有事