ニュース 政治 作成日:2024年6月7日_記事番号:T00115769
台湾有事顧立雄・国防部長は6日、立法院での答弁で「第一撃(先制攻撃)」の定義は従来と変わらないと述べ、中国軍が台湾の戦闘機や艦船、台湾本島、離島を攻撃する、または台湾の海岸線から12カイリ(約22キロメートル)以内の領空、領海に許可なく進入した場合、脅威の程度に照らして自衛のための反撃を行うと述べた。7日付中国時報が報じた。
顧・国防部長は、自衛力の向上が優先課題だと述べた(6日=中央社)
邱国正・前国防部長は2021年の就任後、第一撃の定義を銃の発砲やミサイルの発射から、無人機(ドローン)を含む軍事機器や設備の台湾領への侵入に変更した。昨年は立法院で、中国軍が12カイリ内の領海に侵入すれば射撃すると表明した。
顧・国防部長は6日の答弁で、「われわれが第一撃を行うことはなく、自衛権を行使するだけだ」と表明し、自衛権の定義は国際連合(国連)憲章に基づくと述べた。脅威が差し迫った際、自衛権の行使を命じる権限は規定に基づき、空軍作戦指揮部(JAOC)や海軍連合艦隊作戦中心(JFOC)、防衛区域の指揮官に付与されると説明した。
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