ニュース 政治 作成日：2024年6月4日_記事番号：T00115695
台湾有事国防部は4日、3日（4日午前6時までの24時間）に、台湾周辺の空海域で中国軍機延べ19機を確認し、うち17機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、北部と南西の防空識別圏（ADIZ）に侵入したのを確認したと発表した。中国艦艇8隻と、中国で海上警備を担う海警局の船4隻の活動を確認した。
3日の中国軍機の飛行経路。最も近いところで、基隆市から42カイリ（約78キロメートル）の距離まで接近した（国防部リリースより）
ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計1704機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計760機となった。
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