ニュース 政治 作成日:2024年6月3日_記事番号:T00115669
台湾有事国防部は3日、2日(3日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の海域で、中国軍の艦艇8隻と海上警備を担う中国海警局(CCG、海上保安庁に相当)の船舶4隻の活動を確認したと発表した。中国軍機を確認しなかったのは、5月21日以来、12日ぶりだ。
31日の中国軍機の飛行経路。最も近いところで、台湾本島の最南端、鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)から46カイリ(約85キロメートル)の距離まで接近した(国防部リリースより)
31日(1日午前6時までの24時間)は、中国軍機延べ9機、中国艦艇6隻、海警局の船舶4隻を確認した。うち軍機8機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、南西の防空識別圏に侵入した。
1日(2日午前6時までの24時間)は中国軍機延べ2機が飛来し、台湾海峡の中間線を越え、北部の防空識別圏に侵入したのを確認した。中国艦艇は6隻、海警局の船舶4隻を確認した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計1685機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計743機となった。
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