ニュース 政治 作成日:2024年6月3日_記事番号:T00115668
台湾有事海洋委員会(海委会)海巡署は1日、福建省アモイ市に近い台湾の離島、金門県周辺に台湾が設定した「制限水域」(中国船の航行が制限される海域)に29日午前9時13分に、中国の小型軍艦2隻が侵入し、約40分にわたり航行したと明らかにした。台湾軍が部隊に警戒を指示した。軍関係者によると金門の制限水域内で、中国軍の小型艦を確認するのは10年ぶりで、「グレーゾーン」攻撃の一環とみられる。2日付中国時報が報じた。
ペナントナンバー(識別番号)は「KD161」と「KD162」。KDは、陸軍の補給船だ(1日=中央社)
台湾軍の説明によると、制限水域に侵入した軍艦は、上陸艇の構造を持つ中国陸軍の補給船で排水量は86トン。金門島の南側水域への侵入を確認した軍から通知を受け、海巡署が現場に巡視船を派遣し、同水域から離脱するよう警告した。
消息筋によると、金門はアモイ湾内に位置し、東西に中国の港湾が存在するため、船舶の往来が多く、中国船がショートカットのため、金門の制限水域を通過するケースはあるが、軍艦が侵入する事態はなかった。
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