ニュース 政治 作成日:2024年5月30日_記事番号:T00115619
台湾有事国防部は30日、29日(30日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ38機、中国艦艇を7隻、中国で海上警備を担う海警局の船4隻を確認し、うち軍機28機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、北部や南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。午後3時20分以降、中国軍の戦闘機「蘇愷30(スホイ30)」など軍機28機が台湾周辺の空域で活動し、うち18機が台湾海峡の中間線を越えて防空識別圏に侵入し、中国の艦艇と合同でパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行った。
29日の中国軍機の飛行経路。最も近いところで、基隆市から39カイリ(約72キロメートル)の距離まで接近した(国防部リリースより)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計1661機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計722機となった。
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