ニュース 政治 作成日:2024年5月29日_記事番号:T00115590
台湾有事国防部は29日、28日(29日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機延べ13機を確認し、うち3機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、南東や南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。中国艦艇5隻と、中国で海上警備を担う海警局の船4隻の活動を確認した。
28日の中国軍機の飛行経路。最も近いところで、鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)から44カイリ(約82キロメートル)の距離まで接近した(国防部Xより)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計1623機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計694機となった。
国防部は29日、中国が30日に四川省の西昌衛星発射センターから西太平洋の方向にキャリアロケット(運搬ロケット)を発射する予定で、予測経路は台湾の防空識別圏を通過すると発表した。
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