ニュース 政治 作成日:2024年5月27日_記事番号:T00115533
台湾有事国防部は26日、中国軍が23~24日に台湾周辺で軍事演習「聯合利剣-2024A」を実施した翌日に当たる25日(26日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で確認した中国軍機は延べ7機、中国艦艇は14隻、海警局の船は4隻だったと発表した。台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越えたり、防空識別圏(ADIZ)に侵入したりした軍機は確認しなかった。
26日の中国軍機の飛行経路。最も近いところで、鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)から44カイリ(約81キロメートル)の距離まで接近した(国防部リリースより)
26日(27日午前6時までの24時間)は、台湾周辺の空海域で中国軍機延べ21機を確認し、うち10機が南東と南西の防空識別圏に侵入したのを確認した。中国艦艇11隻と、中国で海上警備を担う海警局の船4隻が活動したのも確認した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計1607機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計688機となった。
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