ニュース 政治 作成日:2024年6月26日_記事番号:T00116081
台湾有事中国で海上警備を担う中国海警局(CCG、海上保安庁に相当)の船舶4隻が25日午前5時ごろ、離島の金門県の周囲に台湾側が設定した制限水域(中国船の航行が制限される海域)に侵入した。海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)が3隻の巡視船を派遣して警告を行った結果、海警局の船は約2時間後に制限水域を離れた。中央社電が伝えた。
海巡署と中国海警局の船舶(海巡署リリースより)
海警局の船舶は2隻1組となって航行し、金門本島の東側に位置する北碇島、金門本島西側の離島、烈嶼の南に位置する復興嶼周辺の制限水域に侵入した。
海巡署は、海警局の船舶による制限水域への侵入は騒ぎを起こそうとする意図が明白で、両岸(中台)交流に無益だと批判した。地域の平和と安定の重要性を理解するよう中国側に求めた。
中国海警局は25日午後、中国のSNS(交流サイト)、微信(WeChat、ウィーチャット)を通じ、金門周辺で同日、法に基づく通常の巡視活動を展開したと発表。台湾地区を含む中国の漁業従事者の合法で正当な権利と生命、財産を守り、アモイ・金門海域での正常な航行と操業を保障するため、関連海域の管理、制御を強化すると表明した。
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