ニュース 政治 作成日:2024年7月29日_記事番号:T00116686
台湾有事国防部は29日、28日(29日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ18機、中国艦艇を14隻確認し、うち軍機13機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、北部、中部、南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。28日午前8時前から、戦闘機「殲16(J16)」など12機が台湾海峡の中間線を越えて北部や中部、南西の防空識別圏に侵入し、中国の艦艇と合同パトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行った。
28日の中国軍機の飛行経路。最も近いところで基隆市から40カイリ(約74キロメートル)まで接近した(国防部Xより)
26日(27日午前6時までの24時間)は中国艦艇4隻の活動を確認した。軍機は確認しなかった。27日(28日午前6時までの24時間)は中国艦艇9隻の活動を確認した。軍機は確認しなかった。台風3号(アジア名・ケーミー)は25日に台湾を横断し、中国福建省に上陸し、大雨と強風をもたらした。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計2668機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計1463機となった。
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