ニュース 政治 作成日:2024年10月1日_記事番号:T00117823
台湾有事国防部が立法院に提出した業務報告書によると、中国軍は近年、▽軍機や軍艦によるパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)、▽グレーゾーン攻撃、▽何らかの意図を持った大規模な軍事演習、▽計画に基づく合同訓練──などで脅威を与えており、正規の手段と非正規の手段を併用して、台湾侵攻作戦や外国軍への対抗能力を検証していると指摘した。1日付自由時報が報じた。
中国の台湾統一作戦に詳しい政府関係者は、中国はSNS(交流サイト)を通じて台湾の若年世代に対する影響力を強めるため、台湾の著名なインフルエンサーを新疆ウイグル自治区での動画撮影イベントや浙江省での交流イベントに招待するなどの活動を行っていると指摘した。今年は、福建省アモイ市と平潭島で「インフルエンサー育成セミナー」を開催しており、大勢の台湾の若者を無料で招待し、中国発の動画共有アプリ、TikTok(ティックトック)によるライブ配信方法などの講習を通じ、統一作戦を後押しする要員を育てていると説明した。
中国の習近平・国家主席は30日、北京市で開かれた中華人民共和国成立75周年記念イベントに出席し、「台湾は中国の神聖な領土だ」、「台湾独立(台独)による分裂活動には断固として反対する」などと発言した。
これに対し台湾の大陸委員会(陸委会)は、台湾が中華人民共和国の一部に含まれないことは客観的事実で、台湾海峡の現状だと反論した。
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