ニュース 政治 作成日:2024年9月30日_記事番号:T00117783
台湾有事国防部は29日、29日午前6時50分から、中国のロケット軍や陸軍の長距離ロケット部隊が内モンゴル自治区や甘粛省、青海省、新疆ウイグル自治区で、複数回の射撃を行ったことを確認したと発表した。台湾軍は厳密に監視しており、防空部隊が警戒を高めていると説明した。
29日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル以内、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
国防部は28日、27日(28日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ15機、中国艦艇を7隻確認し、うち軍機10機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、南西と南東の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。
28日(29日午前6時までの24時間)は、中国軍機を延べ8機、中国艦艇を7隻確認し、うち軍機6機が台湾海峡の中間線を越え、北部と西部の防空識別圏(ADIZ)に侵入した。
29日(29日午前6時までの24時間)は、中国軍機を延べ9機、中国艦艇を4隻確認し、うち軍機8機が台湾海峡の中間線を越え、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計3732機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2220機となった。
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