ニュース 政治 作成日:2024年9月27日_記事番号:T00117746
台湾有事海洋委員会(海委会)海巡署(海上保安庁に相当)は、26日午前8時50分と午後2時20分の2度、離島の金門県の南の海域に中国海警局(CCG、海上保安庁に相当)の船舶(海警船)4隻が集結し、4方面から同時に台湾の制限水域(台湾側が中国船の航行を制限している海域)に侵入したのをレーダーで確認した。2度とも直ちに巡視艇4隻を派遣し、警告を発し、約2時間後に制限水域の外へ追い出した。海警局の船が金門の制限水域に侵入したのは9月に入り4度目、今年は42度目だ。27日付中国時報が報じた。
中国の海警船。海巡署は、「挑発せず、衝突せず、逃げず、譲らず、恐れない」を原則とし、平和的かつ理性的な態度で、台湾の海域の安全と秩序を守ると説明した(海巡署リリースより)
海巡署は、中国海警局の行為は両岸(中台)の対等な交流にとって無益だと批判した。中国に対し、地域の平和と安定の重要性、両岸の人々の真の幸福を理解するよう呼び掛けた。
金門の旅行業界関係者は、福建省住民の金門観光は再開されており、観光客が増えて海警船の接近が減れば、両岸の観光業界が復活し、コロナ前の共栄を取り戻すことができると語った。
顧立雄・国防部長(左)は27日、台湾海峡周辺での各国の艦艇の活動などはしっかり把握していると語った(27日=中央社)
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