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《台湾有事》台湾有事の軍事的関与、ハリス氏は明言避ける/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年10月9日_記事番号:T00118009

台湾有事

《台湾有事》台湾有事の軍事的関与、ハリス氏は明言避ける/台湾

 米国で11月に行われる大統領選挙の民主党候補、カマラ・ハリス副大統領は現地時間7日に放送されたCBSテレビの報道番組「60ミニッツ」でインタビューを受けた。中国が台湾を攻撃した場合、米国は軍事力を用いて台湾を支援するかと司会者に問われ、「仮定の問題には答えられない」と答えた。9日付聯合報などが報じた。

 ハリス氏は、米国は中国と競争する能力を持つ必要があり、かつ競争に勝たなければならないが、中国と衝突せず、経済上の利益を守ると主張した。

 一方で、米国政府は「一つの中国政策」を維持する必要があるが、同時に台湾の自衛能力を支援し、台湾海峡航行の自由を確保しなければならないと語った。米国は中国と、特に軍事面での対話チャネルを確保する必要があるとも述べた。

 現職のバイデン大統領はこれまで少なくとも5度、台湾防衛のため軍事力行使を排除しないという内容の発言を行った。その度に毎回、政府関係者が、米国の「一つの中国政策」に変わりはないと釈明した。

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