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《台湾有事》頼・総統の祖国論、中国が「新二国論」と批判/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年10月9日_記事番号:T00118007

台湾有事

《台湾有事》頼・総統の祖国論、中国が「新二国論」と批判/台湾

 頼清徳・総統が5日、建国75年を迎えたばかりの中華人民共和国は、間もなく113年を迎える中華民国の人々の祖国には絶対になり得ないと発言したことに対し、中国政府で台湾政策を担う中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の朱鳳蓮・報道官は8日、「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属しない」という新たな二国論で、台湾の同胞に押し付けていると批判した。頑迷な台湾独立(台独)の立場と、敵意をあおる邪悪な意図を現したと指摘した。9日付自由時報が報じた。

/date/2024/10/09/17aso_2.jpg麻生氏(左)は8日、日台は断交(1972年)後も、麻生氏自身のほか、故・安倍晋三元首相、岸田文雄前首相らが関係をつないできたと語った(8日=中央社)

 朱・報道官は、台湾が中国の神聖な領土の一部であるとの歴史的経緯、法的事実は明らかだと述べた。1945年10月25日に中国政府は台湾の主権回復を宣言し、49年10月1日に中華人民共和国中央人民政府が成立を宣言し、中華民国に代わり、全中国を代表する唯一合法の政府となったと強調した。

 自民党の麻生太郎最高顧問は同日、台北駐日経済文化代表処が東京で開催した双十節(建国記念日、10月10日)関連行事に出席し、台湾は日本と国交がないが、日本にとって近い「国」だと発言した。台湾海峡の安定は日本の存立に影響すると述べ、台湾の人々に対し守り抜く覚悟を持ってほしいと呼び掛けた。

 

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