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《台湾有事》米国からの武器購入、ミサイルなど3種が納入遅延/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年10月8日_記事番号:T00117976

台湾有事

《台湾有事》米国からの武器購入、ミサイルなど3種が納入遅延/台湾

 台湾が米国から購入した武器などの納入が遅延している問題について国防部の黄文啓・戦略規画司長は7日、立法院(国会に相当)外交および国防委員会での答弁で、納入が遅れているのは▽対戦車ミサイル「TOW 2B」、▽滑空誘導爆弾・空対地ミサイル「AGM-154C」、▽F-16V(BLK70)型戦闘機──の3種で、その他の項目は予定されたスケジュールに追いつきつつあると説明した。8日付自由時報が報じた。

/date/2024/10/08/17ku_defense_2.jpg顧・国防部長は7日、立法院で米国からの武器購入について説明した(7日=中央社)

 顧立雄・国防部長はTOW 2Bミサイルについて、これまで生産された製品が認証試験を通過し、今年末までの納入が見込まれると説明した。

 F-16V(BLK70)型戦闘機については、第4四半期(10〜12月)に1機目が納入され、2026年までに全機の納入を完了するよう米国側に要求していると語った。

 統合スタンドオフ兵器(JSOW)と呼ばれるAGM-154Cミサイルについては、最新型を調達する計画だが、米国側でシステム統合や生産ラインの調整の必要があり、生産には時間を要する見通しだ。黄・戦略規画司長は、1回目の納入は来年を予定していたが、現時点で26年末までの納入を目指していると説明した。

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