ニュース 政治 作成日:2024年10月8日_記事番号:T00117978
台湾有事国防部は8日、7日(8日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ12機、中国艦艇を7隻確認し、うち軍機8機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。
7日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル以内、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計3796機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2261機となった。
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