ニュース 政治 作成日:2024年10月8日_記事番号:T00117977
台湾有事ロイターは7日、台湾の安全保障当局関係者の話を基に、頼清徳・総統が双十節(建国記念日、10月10日)の演説を行った後、演説内容に関わらず、中国が台湾周辺で軍事演習を実施する可能性が高いと報じた。演習の名称は「聯合利剣-2024B」となるとみられる。8日付聯合報が報じた。
陸委会の邱垂正・主任委員(中)は8日、中華民国が独立した主権国家で、台湾や離島は中華人民共和国に統治されたことはないと語った(8日=中央社)
今年5月20日に頼・総統が就任した後、中国軍は23〜24日に台湾周辺で陸海空軍やロケット軍の合同演習「聯合利剣-2024A」を実施した。
ロイターは、安全保障当局から入手したメモを基に、中国は絶えず関係各国のレッドラインを探っていると指摘。武力攻撃と判断するのが難しいいわゆる「グレーゾーン」攻撃を最大限に活用し、実際の軍事衝突には発展しない攻撃により、他国軍の出方を試し、圧力をかけていると分析した。
最大野党、国民党寄りの聯合報は7日、毎年実施している両岸(中台)関係に関する世論調査「両岸関係年度大調査」を発表し、▽外交、▽軍事、▽政府間の対話──で両岸関係が悪化していると5割以上が回答した。
台湾で中国政策を担う大陸委員会(陸委会)は、両岸関係の緊張の根本的な原因は、中国による台湾への圧力と覇権主義の拡張だと指摘した。
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