ニュース 政治 作成日:2025年3月18日_記事番号:T00120647
台湾有事中国の情報機関、国家安全部(国安部)は17日、中国に対しサイバー攻撃を計画、指揮、実行した人物として、台湾の国防部の電子戦部隊、資通電軍指揮部(資通電軍、ICEFCOM)に所属する現役軍人4人の氏名と顔写真を、中国の公共放送機関、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ、CMG)で公開した。18日付自由時報が報じた。
卓栄泰・行政院長は18日、中国が指摘した隊員やサイバー攻撃実行などはでっち上げだと批判した(18日=中央社)
中国国安部は、台湾の資通電軍は2017年6月の創設以来、ハッカーやネットワークセキュリティー会社と協力して中国の重要インフラに侵入し、中国の政党、軍、企業などにフィッシング詐欺メールやスパムメールを送付していると指摘した。
これを受けて台湾の資通電軍は同日、同部隊の任務は国防に関する情報の保護とネットワークの安全確保だと説明し、中国の行為はインターネット上に公開されている画像を切り貼りし、「鹿を馬だ」と主張するようなものだと指摘した。台湾市民を恫喝、脅迫し、圧力をかけることが目的だと分析した。
その上で、中国は近年、インド太平洋地域および世界に対し軍事的脅威を及ぼしているほか、サイバー攻撃を含むグレーゾーン攻撃による恫喝や脅迫を通じて地域の平和と安定を破壊しており、国際社会で最大のトラブルメーカーだと認識されていると批判した。
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