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《台湾有事》南アフリカ代表処、「弁事処」に格下げ/台湾


ニュース 政治 作成日:2025年3月17日_記事番号:T00120623

台湾有事

《台湾有事》南アフリカ代表処、「弁事処」に格下げ/台湾

 南アフリカの外務省に相当する南アフリカ国際関係・協力省(DIRCO)の公式サイト上で、今月5日に台湾の在外公館の名称が駐南非共和国台北聯絡代表処(Taipei Liaison Office)から駐南非共和国台北商務弁事処(Taipei Commercial Office)に格下げされていた。台湾の外交部は16日、林佳龍・外交部長が直ちに関連機関に対し、DIRCOおよび南アフリカの駐台在外公館、南非聯絡弁事処に厳重に抗議するよう指示したと発表した。中央社電が伝えた。

 DIRCO公式サイトの各国・地域の在外公館を列挙したページでは従来、台北聯絡代表処は独立して記載されていたが、「国際組織の代表機関」の項目に変更された。

 今年1月下旬、南アフリカ政府が台湾の代表処を3月末までに首都プレトリアから移転させるよう要求した。台湾の外交部は2月に、南アフリカ政府が協定に違反することは受け入れられないと表明していた。

 外交部は、双方は移転問題について協議中で、合意する前に、一方的に代表処の名称を変更することは、1997年に締結した協定への違反行為だと非難した。

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