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《台湾有事》武力統一発言の中国人配偶者、移民署が面談要請/台湾


ニュース 政治 作成日:2025年3月14日_記事番号:T00120597

台湾有事

《台湾有事》武力統一発言の中国人配偶者、移民署が面談要請/台湾

 台湾人と結婚した中国人配偶者の女性「亜亜在台湾」が、中国による台湾の武力統一を訴える内容の動画を中国発の動画共有アプリ、TikTok(ティックトック)などのSNS(交流サイト)に投稿したことに対し、国家の安全または社会の安定に危害を及ぼす恐れがあるとの理由で内政部移民署(移民署)から居留許可を取り消された問題に絡み、移民署は他にも2人の中国人配偶者に対し、同様の事由で面談に応じるよう通知を行っていたことが明らかとなった。14日付聯合報が報じた。

/date/2025/03/14/17influencer_2.jpg大陸委員会(陸委会)の梁文傑・副主任委員は13日、中国による武力統一を宣伝することは、言論の自由の範囲外だと説明した(13日=中央社)

 情報筋によると、「亜亜在台湾」のアカウント名で台湾の武力統一を訴える内容の動画を投稿した女性が居留許可を取り消されたと報じられて以降、同様の事案での通報が相次いでおり、通報件数は重複を含め100件を超えるという。

 「恩綺」のアカウント名でティックトックで配信を行う中国人配偶者の女性は「祖国統一を止めることはできない」などと発言したことで移民署から通知を受け面談を行った。また「台湾省夫婦三個孩子(小微)」のアカウント名を持つ別の中国人配偶者女性は、中国の国旗を掲げ、台湾は中国の一部分と発言したことから面談の通知を受けた。

 「亜亜在台湾」の居留許可取り消しについて、中国で対台湾政策を担う中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)は12日、民進党当局はあらゆる手段で台湾在住の中国人配偶者の言論の自由に圧力を加えていると批判した。

 

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