ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

《台湾有事》軍事審判を復活へ、スパイ対策で=頼・総統/台湾


ニュース 政治 作成日:2025年3月13日_記事番号:T00120575

台湾有事

《台湾有事》軍事審判を復活へ、スパイ対策で=頼・総統/台湾

 頼清徳・総統は13日、国安高層会議(国家安全ハイレベル会議)を開いた後の記者会見で、中国による台湾軍への浸透やスパイ活動の脅威に対応するため、軍事審判法を改正し、軍事審判制度を復活させると表明した。中央社が伝えた。

/date/2025/03/13/17lai_2.jpg頼・総統は13日午後1時半の記者会見で、軍事審判制度を復活させると表明した。国防部が午後4時に説明を行う(13日=中央社)

 制度が復活すれば、軍事審判の裁判官が第一線に戻り、検察や司法機関と連携しながら、現役軍人の反乱、利敵行為、機密漏えい、職務怠慢など、軍事犯罪の刑事事件を処理することになる。

 台湾では近年、スパイ事件や、兵士が中国の身分証を保有していた問題などが相次いで発覚し、中国による諜報活動が活発化していると指摘されている。

台湾有事