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《台湾有事》台中市で中国「統戦」ラジオ放送、NCCが調査


ニュース 政治 作成日:2025年7月21日_記事番号:T00123001

台湾有事

《台湾有事》台中市で中国「統戦」ラジオ放送、NCCが調査

 台中市東勢区や石岡区、和平区の大雪山国家森林遊楽区一帯で、中国の公営ラジオ局、福建人民広播電台が放送する「統戦」(台湾統一戦略)に関する内容が多く含まれる番組を受信できることが判明した。台湾の放送や通信事業を監督する国家通訊伝播委員会(NCC)の黄文哲・主任秘書は20日、担当者を派遣して詳細を確認し、放送の受信が偶発的なものか、継続的なものか精査した上で、関連機関と対策を協議すると説明した。21日付自由時報が報じた。

 市民によると、台中市の東勢区や石岡区、和平区は、中部の山間部に位置し、中国に近い沿岸部ではないが、ラジオのチャンネルをFM放送の周波数96.7ベガヘルツ(MHz)に合わせれば、福建人民広播電台の番組を聞くことができるという。

 自由時報の記者が現地で実際に確認したところ、ラジオから中国の国営放送局、中央広播電視総台(CMG)と同時放送のニュース番組が流れてきた。その内容は中国政府の立場や視点から制作されたもので、台湾の市民に対し、CMGのメディアアプリ「央視頻」のダウンロードも呼びかけていた。

 

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