ニュース 政治 作成日：2025年7月18日_記事番号：T00122977
台湾有事定例防空演習「万安演習」と防災訓練「民安演習」を統合した「城鎮靱性（都市レジリエンス）演習」が15日から始まり、17日は北部（台北市、新北市、桃園市、新竹市、新竹県、宜蘭県、基隆市）で午後1時30分～2時に防空演習が行われ、午後2時以降は生活必需品の配給、救助活動、救援・救護所の設営の訓練を実施した。18日付中国時報などが報じた。
蒋万安・台北市長（左1）は17日、AIT台北事務所のグリーン所長（左2）らを率いて、中華電信信義園区（台北市中正区）でインフラ復旧訓練を視察した（17日＝中央社）
台北市では、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会（AIT）台北事務所のレイモンド・グリーン所長や欧州連合（EU）、フランス、シンガポールなど24カ国の66人が見学した。
午後1時30分～2時の防空演習の時間は、屋外にいる場合、近くの建物に避難しなければならない。41歳の男が台北市中山区の路上を徘徊し、警察の避難勧告にも従わなかったため、民防法違反で3万～15万台湾元（約15万～75万円）の罰金が科される。
台北市中山区の中山国民小学などで、救助活動の訓練が実施された（17日＝中央社）
きょう18日は午前10時～午前10時30分に、東部と離島（花蓮県、台東県、金門県、連江県、澎湖県）で城鎮靱性演習が実施された。
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