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《台湾有事》漢光演習9日目、軍用ヘリの補給・装填訓練


ニュース 政治 作成日:2025年7月18日_記事番号:T00122976

台湾有事

《台湾有事》漢光演習9日目、軍用ヘリの補給・装填訓練

 台湾軍の定例軍事演習「漢光」の実動訓練は17日に9日目を迎え、新北市と台中市で陸軍航空特戦指揮部が中国軍の台湾侵攻を想定し、軍用ヘリコプターのエンジンを作動させた状態で、素早く燃料や弾薬を補給、ミサイルを装填し、前線へ復帰する訓練が実施された。18日付自由時報が報じた。

/date/2025/07/18/17day14_2.jpg離島の馬祖列島(連江県)では17日、北竿島の発電所が敵軍の侵入を受け、破壊された想定で、訓練を行った(17日=中央社)

 新北市での訓練では、攻撃型ヘリのアパッチ2機と多目的ヘリのブラックホーク2機が樹林区の山佳河浜公園に着陸した後、エンジンを停止させず、4機同時に燃料と弾薬を補給し、空対空ミサイル「スティンガー」や空対地ミサイル「ヘルファイア」を装填し、再び離陸した。30分以内に作業は終了した。

 台中市では、攻撃型ヘリのスーパーコブラを使用して、エンジンを作動させたままで燃料と弾薬の補給訓練が実施された。

 軍所属の病院、三軍総医院(台北市内湖区)で17日、漢光演習に合わせた初めての大規模な避難訓練が実施された。持久戦段階に進んだとの想定の下、負傷者、病人を避難させたり、医療機能を維持するため、リソースを安全な場所に移動させた。また、患者の避難に関する情報のやり取りや車両の派遣、軍と民間医療機関の連携についても検証が行われた。

 

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