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第42回 嗨泰(HI THAI)(台湾横河 内山秀俊協理)


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月21日_記事番号:T00050460

総経理のちょっといい店

第42回 嗨泰(HI THAI)(台湾横河 内山秀俊協理)

 今回は高雄市のタイ料理店、「嗨泰(HI THAI)」をご紹介します。


オーナーの王氏(左)と内山協理(右)

 案内役は台湾横河の内山秀俊協理です。台湾横河は日本の横河電機が製造する各種プラントの温度、圧力測定計器や生産設備の制御、運転監視を行う制御システムを取り扱っており、販売の他、エンジニアリング・サービスなどをされています。

 さて今回ご紹介いただいた「嗨泰」は、ミャンマー出身のオーナー、王大仁さんが1981年に学生として台湾に留学した後定住し、最も伝えたい郷土の味であるタイ料理を味わってもらおうと開いたお店です。天然木とラタンを用いたダークブラウンのアジアンスタイルの内装で、木製の像や仏具などの置物もさりげなく配置されています。収容人数120〜130人の広さで、入った途端、タイに来たような気分を味わえます。2階は夜にはバーとなり、午前1時まで利用できます。

 タイ料理は本格的で、タイから調味料を輸入して、ミャンマー人コック2人と台湾人コック5人で調理しています。

 場所は遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の高雄大遠百(高雄市三多四路)から中山二路を挟んだ斜め向かいで、高雄在住者には分かりやすい立地です。

一押しはトムヤムクン

 メニューの一押しはやはり泰式酸辣蝦湯(トムヤムクン、エビのスープ、300台湾元)です。辛くも、酸っぱくもないほどよい味付けで、日本人の味覚でも食べやすく感じます。ちなみにトムヤムクンの「トム」は煮る、「ヤム」は混ぜる、「クン」はエビの意味で、最後の部分はイカや鶏など、入れる具材で名前が変わります。


エビがたっぷりのトムヤムクン

 泰式涼拌青木瓜(青パパイアのタイ風サラダ、180元)は、パパイアと玉ねぎのシャキシャキとした食感にほどよい酸味が効いており、これからの暑い季節には最適です。タイのご飯との相性も抜群で、食が進みますね。ボリュームも満点で言うことなしの一品です。

 酸辣生蝦(タイ風生エビの刺し身、320元)もお薦めです。鮮度のいい生エビをニンニクなど薬味に付けて食べます。大変おいしいのですが、ニンニクの風味が利いていますので、女性の方はご注意を。


酸辣生蝦。残った頭も揚げて食べられるため、無駄がありません

 最後は蝦餅(エビのはさみ揚げ、300元)です。エビがぎっしり詰まっており、エビ好きの方にはたまらないと味です。熱々の揚げたてが出てきますので、やけどに注意してください。

 どれも一品3〜4人向きで、ボリュームがあります。

 泰式奶茶(タイ風ミルクティー、(100元/杯、250元/ポット)も飲むことができます。台湾のミルクティーより紅茶の風味と甘みが強く、コクがありますがしつこくなく、タイ料理の酸味や辛さによく合います。

タイ駐在5年がうなる味

 内山協理は97年から家族帯同で5年間バンコクに駐在しました。家族もタイ料理が好きになり、他に駐在した上海やインドネシアでもタイ料理を食べに行きましたが、価格が高く、味も本場とは異なっていると感じました。ところが台湾に来て嗨泰を訪れたら、まさにバンコクの味で、特にトムヤムクン、青パパイアサラダは本場そのものでした。価格もリーズナブルで、家族が高雄に来る際には真っ先に嗨泰を訪れるようになりました。もちろん、「高雄のタイ料理店で一番!」と評価しています。


店舗外観。開店して10年、年中無休で営業しています

 今回初めてタイ料理を取材しましたが、味も本格的ながら食べやすく、辛さも調節してもらえるので、子供連れでも大丈夫だと感じました。

 なお、今回はオーナーの王さんからのご厚意で、ワイズニュースご購読の方限定で、「青パパイアのタイ風サラダ」をサービスしていただけることになりました。本記事のコピーをお持ちいただければ、7月末までの期間限定でご利用できます。

 お休み前や週末は混雑が予想されるので、電話でのご予約をお忘れなく!

(取材/ワイズコンサルティング・大坪豊) 

嗨泰(HI THAI) ※駐車スペースあり
住所:高雄市前鎮区中山二路240号
※MRT三多商圏駅 3番出口から徒歩7分
電話番号:07−330−6638
営業時間:11:00〜14:30、17:30〜翌1:00

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