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第43回 磐石坊(日商野村貿易台北支店 西村英孝総経理)


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月30日_記事番号:T00050648

総経理のちょっといい店

第43回 磐石坊(日商野村貿易台北支店 西村英孝総経理)

  今回ご紹介する「磐石坊(Sate House)」は、台北都市交通システム(MRT)六張犁駅から徒歩5分ほどの場所にあり、インドネシア華僑の店主、楊曼雲さんが経営する、本場の味が楽しめるインドネシア料理店です。案内役は日商野村貿易台北支店の西村英孝総経理です。

 
西村総経理(左)と楊曼雲さん(右)と女将さん(中)

 インドネシア料理といえば多くの香辛料を使うのが特徴ですが、磐石坊には唐辛子を使った辛い料理から、ココナッツやピーナッツなどを使った甘い料理まで幅広い種類の料理があり、2012年には総統府がインドネシアからの来賓を接待する際に同店の料理が提供されたほど味には定評があります。

 お店は地上1階と地下1階に分かれ、58人分の席があります。壁には「ワヤン・クリ」と呼ばれるインドネシアの伝統的な影絵芝居用の人形や現地の絵などが飾られ、独特の雰囲気を醸し出しています。

 では、今回の取材で頂いた料理4品を紹介します。

CNNが認めた世界一の美食

 1品目は西村総経理お薦めのルンダン・サピ(巴東牛肉、240台湾元)。なんと磐石坊のルンダン・サピは12年に米CNNの「世界美食ランキング」で首位に選ばれた名物料理なのです。


世界一おいしいルンダン・サピ

 牛肉を香辛料とココナッツミルクで煮込み、味はカレーに近く、ココナッツの風味もあります。また、ルンダン・サピと一緒に頂くご飯は香辛料で黄色に色付けされたターメリックライスで、どちらの香りも一度に楽しめ、大いに食欲がわきます。

 2品目はサテ・アヤム(串焼斗雞肉、220元)。日本の焼き鳥のような料理ですが、備え付けのソースがピーナッツを使用しているため味は甘めです。

 
サテ・アヤム、甘いソースが決め手

 お酒のつまみとしてお薦めなのが3品目のテンペ(印尼特産納豆餅、180元)。大豆を発酵させた料理のため味は納豆にとても近いですが、納豆のように糸が出ず、粘りもないです。ビールに合う1品です。

 最後はソト・アヤム(雞絲湯、180元)という鶏肉スープです。ソト・アヤムの具材は鶏肉以外にもキャベツなどの野菜も多く入っているため、インドネシアではお昼時にソト・アヤムとご飯だけで済ます人も多いそうです。


野菜たっぷりのソト・アヤム

初めての人にも食べやすい味  

 今回ご紹介いただいた西村総経理は、インドネシア駐在時(90年代の8年半s)に食べた地元ならではの味が忘れられず、台湾赴任後あの手この手を尽くして見つけたのが磐石坊でした。初めてこの店を訪れれたときに口にしたのはまさに本場の味で、今でも定期的に通っているそうです。

 私自身インドネシア料理は初めてでしたが、癖もなく食べやすいと感じました。インドネシア料理を食べたことのない方や、過去にインドネシアでの駐在や観光の経験があり、台湾でも本場のインドネシア料理を食べたい方にお薦めです。

(取材/ワイズコンサルティング・島袋陽介)

磐石坊(Sate House)
住所:台北市大安区楽利路15号
電話番号:02−2732−5048
営業時間:11:30~14:30
17:30〜21:00
(※月曜定休日)

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