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第46回  赤緑TAIWANIPPON(台湾岡谷 漆原隆総経理)


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年8月5日_記事番号:T00051924

総経理のちょっといい店

第46回  赤緑TAIWANIPPON(台湾岡谷 漆原隆総経理)

 今回は、日本人が営む和食レストラン「赤緑TAIWANIPPON」をご紹介します。案内役は、台湾岡谷の漆原隆総経理です。


漆原総経理(左)と小野さん(右)

 赤緑TAIWANIPPONは料理長の小野竜哉さんが2013年10月に始めた和食レストラン。台北市のおしゃれな街、「東区」商圏にあります。東京の目黒辺りにありそうな内装で、落ち着いた音楽が流れており、料理を楽しむ前から小野さんのこだわりを目と耳で感じることができます。

 漆原総経理が赤緑を知ったのも、音楽がきっかけでした。漆原総経理が趣味で演奏しているジャズバーで、料理長を務めていたのが小野さん。その後、小野さんは独立して赤緑をオープン、ジャズバーのマスターが漆原総経理を赤緑に連れて行ってくれたそうです。

 赤緑がお気に入りとなったのは、おしゃれな雰囲気はもちろんですが、何よりも小野さんの丁寧な対応に居心地の良さを感じたからということです。

 若くして海外で店を営む小野さんを応援したいという気持ちから、今回ご紹介いただくこととなりました。

日台文化融合を象徴した店名

 日本の象徴である「赤」と、美しい自然が多く点在する台湾を象徴した「緑」。この2つの文化を融合させたレストランという意味を込めて「赤緑TAIWANIPPON」という店名にされたそうです。

 食材は全て台湾で仕入れることにこだわっています。毎朝基隆で新鮮な魚介類を自らの目で厳選し、屏東産の黒豚、宜蘭の櫻桃鴨肉、台南の有機野菜と、台湾各地の食材を使用した料理を提供しています。

 取材当日は、その日とれた魚によってメニューが変わる魚料理の、「やりいかのお刺身」(290台湾元)、「ムール貝の塩バター日本酒蒸しレモングラスの香り」(280元)から始まり、野菜料理は「有機豆腐・有機黒くらげ・有機アスパラがんもどき」(180元)、肉料理は「黒豚バラ肉の富士山溶炭焼き」(250元)を頂きました。

 素材の味はもちろん最高ですが、料理に添えられた赤みそなども自家製で、小野さんのこだわりが至るところで感じられました。

台湾食材にこだわった鍋料理3種

 メイン料理は赤緑特製の鍋料理3種のうち、宜蘭産の鴨肉と特製の鴨醤油のだし汁の「緑鍋」(2人前690元)を頂きました。


緑鍋。いずれの鍋料理も台湾産の厳選された食材を使用

 鴨肉は脂身部分に甘みがあり、青ネギや水菜などの野菜は自家製のポン酢に付けるとさっぱりした味わいで、いくらでも食べられそうでした。そして、何と言っても絶品なのが鍋のスープ。鴨肉と有機野菜のうま味が出ていて、とても濃厚な味わいです。

 他に「赤鍋」、「丸鍋」があり、漆原総経理によると、いずれもとてもおいしいそうです。「赤鍋」(2人前660元)は、屏東産の黒豚バラ肉と特製の柚子胡椒(ゆずこしょう)のだし汁。「丸鍋」(2人前1,380元)は台南産のすっぽんを使用。丸鍋のみ前日までに予約が必要です。

 台湾でポピュラーな「火鍋」もいいですが、次回は日本人が提供する台湾の食材を使った鍋料理を食べてみませんか。

(取材/ワイズコンサルティング・島袋陽介)

赤緑TAIWANIPPON
住所:台北市復興南路一段107巷5弄15号B1
電話番号:02−8773−7609
営業時間:18:00~00:00
定休日:月曜日

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