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20年10大ニュース【4位】消費喚起の「三倍券」、経済効果1790億元/台湾


ニュース その他分野 作成日:2020年12月29日_記事番号:T00093920

月間5大ニュース

20年10大ニュース【4位】消費喚起の「三倍券」、経済効果1790億元/台湾

 台湾政府は7月から、新型コロナウイルス感染症流行で落ち込んだ個人消費を刺激するため、振興券「三倍券」政策を実施した。経済効果は10月末時点で早くも1,790億台湾元(約6,600億円)と試算され、当初想定していた1,112億元を大きく上回った。

/date/2020/12/29/20coupon_2.jpg蘇貞昌行政院長は、現金バラマキではなく、3倍に増えるとアピールした(中央社)

 三倍券は、個人負担1,000元で、使用期間の7月15日~12月末に、3倍の3,000元分の消費ができるというもの。三倍券利用者を取り込もうと、小売店、飲食店、旅行会社、宿泊施設などが競って、独自の優待サービスを上乗せしたキャンペーンを繰り広げた。百貨店最大手、新光三越百貨が、実物の三倍券3,000元分の利用で、電子クーポン券1,000元分を贈呈するといった具合だ。

 三倍券効果は早速表れ、小売業の7月売上高は前年同月比2.5%増の3,351億元と、2月以降で初めて前年同月を上回り、同月の過去最高を記録した。8~11月も同月としての過去最高が続いた。

 三倍券は12月24日までに、対象者の98%に相当する2,328万人が受け取り、使用率は87%(12月7日時点)に上った。政府予算は511億元だった。

補助政策で域内旅行ブームも

 交通部観光局は7月1日から、域内旅行に1人当たり最高2,000元を補助するなどの内容を盛り込んだ「安心旅行」政策を実施した。

 観光局の推計によると、期限の10月末までに延べ1,725万人が利用し、直接的・間接的な経済効果は635億元に上った。補助総額90億元近くの約7倍だ。

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