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《台湾有事》中国軍ドローン北部で活動も、米国の武器売却に反発か


ニュース 政治 作成日:2023年8月25日_記事番号:T00110779

台湾有事

《台湾有事》中国軍ドローン北部で活動も、米国の武器売却に反発か

 国防部は25日、24日午前6時~25日午前6時に、台湾周辺の空海域で、中国軍機など延べ14機、艦艇5隻が活動し、うち軍機3機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長上を越えたり、台湾の北部と南東の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。北部空域での活動は異例だ。

/date/2023/08/25/17army_2.jpg25日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)

 国防部によると、偵察・攻撃型ドローン(無人航空機)「TB001」と偵察型ドローン「BZK005」の各1機が北部の空域で活動した。BZK005は、中間線を越えた後、北東部まで回り込んだ。

 米国務省が23日、F16戦闘機向け赤外線捜索追尾システム(IRST)などを最大5億米ドルで台湾に売却すると発表したことへの反発とみられる。

 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は5800機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2188機となった。

 国防部は25日、同日午前7時ごろ、中国軍機とドローンの計22機と艦艇5隻を確認し、うち軍機13機が防空識別圏に侵入したと発表した。

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