ニュース 政治 作成日:2023年11月8日_記事番号:T00112107
台湾有事米ワシントンの保守系シンクタンク、ケイトー研究所が公式サイト上で6日発表したレポートによると、ウクライナへの軍事支援を背景に、米国の防衛産業で生産能力が逼迫(ひっぱく)する中、米国から台湾に売却された武器のうち約191億7000万米ドル分の納入に遅延が生じているもようだ。うちF-16C/Dブロック70戦闘機が80億米ドル、M1エイブラムス主力戦車が20億米ドルを占める。8日付中国時報が報じた。
このほか、▽地上発射型対艦ミサイル「ハープーン」による海岸防衛システム、▽無人機(ドローン)のMQ-9B(シーガーディアン)、▽高機動ロケット砲システム(HIMARS、ハイマース)、▽対戦車地雷敷設装置「ボルケーノ」──など非対称戦争を遂行するための装備42億2100万米ドル分、および各種弾薬28億3500万米ドル分の納入が遅延しているという。
同レポートに関連して国防部は、米国からの武器供与については同部および国家安全局(国安局)、外交部を通じて米国側と密接な協力を進めているとコメントした。
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