ニュース 政治 作成日:2023年11月9日_記事番号:T00112139
台湾有事英誌エコノミストの報道によると、中国軍の分析の結果、台湾上陸作戦には兵士や物資の輸送に▽軍用列車3000本、▽車両100万台、▽軍機2100機、▽艦船8000隻以上──が必要となり、台湾に侵攻したとしても、燃料や食料、弾薬の補給や医療の提供など後方支援が不足する恐れがあると判明したようだ。9日付中国時報が報じた。
蔡・総統は8日、台湾は地域の平和と安定の維持に尽力し、関係各国とのパートナーシップを深めると述べた(総統府リリースより)
報道について元国防部参謀総長の李喜明氏も、台湾が降伏しなかった場合、中国軍は上陸した後、戦闘が1~2週間続き、海を越えて後方支援を受けることになるが、台湾は「自分の庭」で戦うことができると指摘した。この点が中国軍の弱みとなると述べた。
蔡英文・総統は8日、政府系シンクタンク、国防安全研究院(国防院、INDSR)が開催したフォーラムに出席し、中国軍の「グレーゾーン」活動、例えば南シナ海と東シナ海での恫喝行為などは、インド太平洋地域の安定を深刻に破壊していると指摘した。
その上で、台湾は重層的な抑止力と自主防衛力を強化し、予備役の訓練や民間防衛体制の整備により社会のレジリエンス(強靱性)を高める必要があると語った。
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