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《台湾有事》中台衝突想定の机上演習、まず離島攻略か/台湾


ニュース 政治 作成日:2023年11月8日_記事番号:T00112109

台湾有事

《台湾有事》中台衝突想定の机上演習、まず離島攻略か/台湾

 政治大学台湾安全研究中心(TCSS)は先ごろ、2027年に中国が台湾に侵攻するとの想定で7月に実施した机上演習(TTX)の初歩的な結果を発表した。敵の立場からの想定によると、中国軍は台湾に侵攻する前、台湾社会にパニックを引き起こす目的で亮島や東沙島など軍事的価値が比較的低いとされる離島を占領する、避難の名目で大量の漁師を上陸させるなどの行動を起こすとの可能性が示された。8日付聯合報が報じた。

 机上演習の結果によると、中国軍は台湾本島に上陸作戦を実施する日から逆算して200日前に準備を開始し、75~90日前に台湾周辺の空海域で武装した漁船などを使用したトラブルを起こして台湾社会に混乱をもたらすと同時に、台湾側に意図を悟られないよう、政治面で譲歩する姿勢をみせると予想される。

 その後、中国は東シナ海を600カイリ(約1100キロメートル)にわたり封鎖。さらに金門県や馬祖諸島を管理下に置き、上陸作戦の1~3日前に▽電力網、▽燃料・弾薬庫、▽空港・港湾、▽通信網、▽ミサイル基地──など重要設備に激しい攻撃を加えた上で、兵力60万人を動員して台湾北部から上陸するとの見通しが示された。 

 

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