ニュース 政治 作成日:2024年1月8日_記事番号:T00113128
台湾有事政府系シンクタンク、国防安全研究院(国防院、INDSR)は3日に発表した中国軍に関するレポートで、中国軍が台湾に侵攻する場合、台湾上陸作戦第1陣の兵力は5万人との予測を示した。空軍の航空旅団および空中機動旅団が約1万2000人、海軍の揚陸艦が兵士2万4000人の水陸両用の装甲車900台を輸送する能力を持つとみられるほか、陸軍が水陸両用部隊1万6000人以上、装甲車400台を投入すると予測している。8日付中国時報が報じた。
ただ、中国軍は空と海の両面からの上陸作戦を実施した経験がない上、台湾軍が積極的に対艦、対空ミサイルを配備していることなどから、リスクが大きいと指摘。また上陸に適した北部と西部の海岸約20カ所は、山や丘陵地市街地に近く、機械化部隊の大規模な展開には不向きと分析した。
台湾軍は台湾の海岸を、上陸作戦に適した程度が高い順に▽赤、▽黄、▽青──と色分けしている。ただ実際に上陸作戦が決行される可能性とは関連性が薄く、中国軍は空港などへの接近しやすさを考慮し、赤色に分類された中部の海岸より、黄色に分類された台北市付近の海岸を上陸地点に選択する可能性が高いと指摘した。
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