ニュース 政治 作成日:2024年1月8日_記事番号:T00113129
台湾有事外交部は7日、中国の気球が何度も台湾海峡の中間線を越え、台湾上空を通過していることや、中国が両岸(中台)間の海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)のアーリーハーベスト(早期関税引き下げ措置)対象のゼロ関税を一部取りやめたことは、13日に投開票の総統選挙に介入する意図が明確だと指摘した。中央社電などが伝えた。
国民党の副総統候補、趙少康・元立法委員(中)は7日、中国軍に対し、平和な選挙のため、台湾海峡の中間線を越えて飛行しないよう呼び掛けた(7日=中央社)
国防部は6日、中国の気球飛来に対し、国際航路の安全に深刻な脅威をもたらしていると批判した。中国が気球を台湾へ飛行させる目的について、武力攻撃と判断するのが難しいいわゆる「グレーゾーン」作戦の一環で、台湾の人々の心理や士気に影響を及ぼしていると指摘した。
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)の資料を基に米誌ニューズウィークが5日報じたところによると、2023年に台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入した中国軍機は延べ1709機で、前年の1738機に比べ減少したが、21年比では76%増加した。昨年12月に台湾周辺に飛来した中国軍機の種類は13種に拡大した。
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