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《台湾有事》台湾近海に中国のタグボート、海巡署が追い払う/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年1月3日_記事番号:T00113054

台湾有事

《台湾有事》台湾近海に中国のタグボート、海巡署が追い払う/台湾

 海洋委員会海巡署は2日、昨年12月31日~1月1日に、中国のタグボート「寧海拖5001」、「遠辰」の計2隻が、台湾の鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)付近を航行し、台湾の海岸から12~24カイリ(約22~44キロメートル)の海域に侵入する恐れがあったため、警告のアナウンスを流し、追い払ったと明かした。中央社電が伝えた。

 海巡署は1日午前、タグボート2隻が南方向に航行しているのを発見した。無線で連絡したところ、タグボートからは悪天候のため風を避けて航行しているとの返答があった。安全面を配慮し、監視と台湾周辺から離れるよう警告を行ったと説明した。

 台湾の防空識別圏(ADIZ)に関する情報を提供する民間のフェイスブック「TAIWAN ADIZ」によると、タグボートは2日午前4時ごろ、鵝鑾鼻の東3カイリまで近づいたという。

 海巡署は2隻のタグボートに違反行為はなかったと説明した。

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