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《台湾有事》中国の気球、7日連続で中間線越え【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年1月8日_記事番号:T00113130

台湾有事

《台湾有事》中国の気球、7日連続で中間線越え【図表】/台湾

 国防部は8日、7日午前11時54分から中国の気球3機がそれぞれ、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線を越え、基隆市の西85カイリ(約157.4キロメートル)、北西103カイリ、屏東県の西114カイリを高度1万8000~2万4000フィート(約5.5~7.3キロメートル)で東へ飛行し、8日午前0時21分までに姿が見えなくなったと発表した。うち1機は台湾南部の上空を通過した。5~6日にも中国の気球が計3機飛来し、7日連続で計16機を確認した。

/date/2024/01/08/17pla_2.jpg7日の中国軍機と気球の飛行経路(国防部リリースより)

 国防部が5日~7日、台湾周辺の空海域で確認した中国軍機は▽5日、延べ13機、▽6日、8機、▽7日、9機──、中国艦艇は▽5日、5隻、▽6日、6隻、▽7日、4隻──だった。うち5日に中国軍機1機、7日に1機が台湾の南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。

 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は7500機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2794機となった。

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