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《台湾有事》中国軍機11機が中間線越え、艦艇と合同訓練【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年1月18日_記事番号:T00113351

台湾有事

《台湾有事》中国軍機11機が中間線越え、艦艇と合同訓練【図表】/台湾

 国防部は17日夜、同日午後7時50分ごろから、中国軍の戦闘機「蘇愷30(スホイ30)」など計18機が台湾周辺の空域で活動し、うち11機が、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線を越えて、台湾の北部、中部と南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入し、中国艦艇との合同訓練を行ったと発表した。

/date/2024/01/18/17pla_2.jpg17日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)

 国防部は、台湾海峡周辺地域の安全と繁栄は世界の発展と安定に関わり、周辺国・地域が共同で義務と責任を負うと指摘した。自己防衛能力を強化し、地域の脅威に対応すると説明した。

 国防部は18日、18日午前6時までの24時間に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ24機、中国艦艇を5隻確認し、うち軍機11機が、台湾の北部と南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。中国の気球は2日連続で確認しなかった。

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 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。確認した中国軍機は累計7600機以上で、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2818機となった。

 

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