ニュース 政治 作成日:2024年1月22日_記事番号:T00113400
台湾有事国防部は22日、20日、21日の2日連続で、中国の気球それぞれ2機、6機を確認し、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越えたと発表した。気球は1月1日以降、16~19日以外に確認しており、累計42機となった。
21日の中国軍機と気球の飛行経路(国防部リリースより)
国防部が19~21日、台湾周辺の空海域で確認した中国軍機は▽20日、延べ10機、▽21日、3機、▽22日、4機──、中国艦艇は▽19日、4隻、▽20日、4隻、▽21日、4隻──だった。19日は、中国軍機2機が、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。確認した中国軍機は累計7700機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2821機となった。
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