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《台湾有事》中国の気球1機、7カ月ぶり確認【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年11月25日_記事番号:T00118804

台湾有事

《台湾有事》中国の気球1機、7カ月ぶり確認【図表】/台湾

 国防部は25日、24日(25日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ12機、中国艦艇7隻と公務船1隻確認し、うち軍機8機が台湾海峡の中間線を越え、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。このほか、中国の気球1機が24日午後6時21分から午後8時15分まで、基隆市の北西60カイリ(約111キロメートル)の海上を飛行したのを確認した。気球の確認は4月9日以来、約7カ月ぶり。

/date/2024/11/25/17pla_2.jpg24日の中国軍機と気球の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)

 22日(23日午前6時までの24時間)は、中国軍機を延べ25機、中国艦艇を7隻を確認し、うち軍機13機が中間線を越え、南西と南東の防空識別圏に侵入した。

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 23日(24日午前6時までの24時間)は、中国軍機を延べ8機、中国艦艇7隻、公務船1隻を確認し、うち軍機8機が中間線を越え、北部と南西の防空識別圏に侵入した。

 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計4608機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2807機となった。23年は中国軍機4714機を確認し、うち1703機が中間線などを越えた。

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