ニュース 政治 作成日：2024年11月27日_記事番号：T00118851
台湾有事海洋委員会（海委会）海巡署（海上保安庁に相当）は26日午前8時50分、離島の金門県の南の海域に、中国海警局（CCG、海上保安庁に相当）の船舶（海警船）4隻が4方面から同時に台湾の制限水域（台湾側が中国船の航行を制限している海域）に侵入したと発表した。25日午後にも中国海警局の船舶4隻が台湾の制限水域に侵入した。中央社電が伝えた。
海巡署は26日、海警局は多くの船が行き交う重要な航路でグレーゾーン攻撃を行い、航行する船舶の安全を脅かしていると批判した（海巡署リリースより）
海巡署は2日とも、直ちに巡視艇4隻を派遣して、警告を発し、約2時間後に制限水域の外へ追い出した。
海巡署は26日、海警局の船が離島の制限海域に侵入したのは11月に入り4度目、今年に入って54度目だと説明した。
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