ニュース 政治 作成日:2024年12月5日_記事番号:T00118999
台湾有事国家安全局(国安局)の蔡明彦・局長は4日、中国軍が最近、日本海や東シナ海上空でロシア空軍と合同パトロールを実施するなど、頻繁に軍事訓練を実施していることについて、米国の政権移行期に乗じ、中国の動きに対する米国やその同盟国のボトムライン(限界ライン)を探っているほか、軍内部の引き締めが目的との見方を示した。5日付自由時報が報じた。
国安局の蔡・局長(4日=中央社)
蔡・局長は、朝鮮半島を含む地域全体の情勢に一定程度、変化が生じており、台湾海峡における緊張の高まりも楽観できないと述べた。一方で、国安局は、全面的な評価を実施するとともに友好的な国、地域と情報交換を行い、中国が今後取り得る動きや基本的な姿勢について、暫定的に把握、判断していると強調した。
なおロイターが3日、中国が今週末にも台湾周辺で軍事演習を実施する可能性が高いと報じたことについて大陸委員会(陸委会)の邱垂正・主任委員は4日、頼清徳・総統が国家元首として外遊に出たことを理由に、中国が武力により台湾を威圧しても、台湾の人々の理解は得られず、両岸(中台)関係を遠ざけるだけだとコメントした。
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