ニュース 政治 作成日:2024年12月2日_記事番号:T00118926
台湾有事国防部は2日、1日(2日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ15機、中国艦艇7隻、公務船2隻を確認し、うち軍機11機が台湾海峡の中間線を越え、南西と東部の防空識別圏に侵入したと発表した。
1日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
29日(30日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ18機、中国艦艇7隻、公務船1隻を確認し、うち軍機7機が台湾海峡の中間線を越え、南西の防空識別圏に侵入した。このほか、中国の気球2機が29日午前9時23分と、午後3時51分から、それぞれ基隆市の北方104カイリ(約192キロメートル)、北西62カイリの海上を飛行したのを確認した。
30日(1日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ9機、中国艦艇7隻、公務船1隻を確認し、うち軍機3機が台湾海峡の中間線を越え、北部と南西の防空識別圏に侵入した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計4718機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2872機となった。23年は中国軍機4714機を確認し、うち1703機が中間線などを越えた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722