ニュース 政治 作成日:2025年3月25日_記事番号:T00120784
台湾有事毎年実施している防空演習の「万安演習」と、1年交代で県市ごとに実施している防災訓練「民安演習」を統合した「城鎮靱性演習」が4月10日から、7月にかけて11県市で実施される。新北市と高雄市などは対象に含まれていない。25日付中国時報が報じた。
台中市政府は24日、7月15日に城鎮靱性演習の防空演習を実施すると発表した(24日=中央社)
まず離島(馬祖列島)の連江県政府が4月10日に、午前中に兵棋演習(軍事シミュレーション)、午後に実地演習を行う。実地演習は、▽緊急対応センターの設置、▽情報セキュリティーシステムの保護、▽物資の配給・販売拠点の運営、▽重要インフラが被害を受けた際の対応、▽避難所の設置、▽デマやフェイクニュース対策──が主な内容と説明した。あす26日に予行演習を実施する。
城鎮靱性演習のうち防空演習は、▽7月15日午後1時半~2時、中部(苗栗県、台中市、南投県、彰化県、雲林県、嘉義県市)、▽7月16日午後1時半~2時、南部(台南市、高雄市、屏東県)、▽7月17日午後1時半~2時、北部(宜蘭県、基隆市、台北市、新北市、桃園市、新竹市、新竹県)、▽7月18日午前10時~10時半、東部・離島(花蓮県、台東県、金門県、連江県、澎湖県)──の日程で実施される。
台中市では、西部の▽沙鹿区、▽清水区、▽梧棲区──を重点エリアとし、当日は区内の全住民約25万人が避難所への移動を求められる。
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