ニュース 政治 作成日:2025年3月31日_記事番号:T00120889
台湾有事台湾が米国から調達するF-16V(ブロック70)型戦闘機66機のうち1機目の引き渡し式が米国時間28日、ロッキード・マーティン社のサウスカロライナ州の工場で行われ、国防部の柏鴻輝・副部長と俞大㵢・駐米代表が出席した。国防部は、2026年末までに全機の納入を完了させると表明した。30日付中国時報が報じた。
米国は1期目トランプ政権時代の19年に、F-16V66機、ミサイルや関連装備を含め120億米ドル分の売却に同意した。23年に納入を開始する予定だったが、ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルス感染症の流行などを背景に延期されていた。
また、米上院外交委員会で27日、国務省に対し、少なくとも5年に1度、台湾との交流に関するガイドラインを見直し、改定後90日以内に削除された自主規制について報告を行うよう要求する「台湾保証実施法案」が可決された。
米上院外交委員会で27日、「台湾保証実施法案」が可決された(28日=中央社)
一方で米ワシントン・ポストは29日、同紙が入手した米国防総省の暫定的な国家防衛戦略指針とされる内部文書を基に、ピート・ヘグセス米国防長官が今後、戦略の見直しを行い、中国による台湾侵攻の阻止と米国本土の防衛を優先課題とすると報じ、台湾に対しては防衛支出を拡大するよう圧力をかけると分析した。
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