ニュース 政治 作成日：2025年3月27日_記事番号：T00120838
台湾有事国防部は27日、26日（27日午前6時までの24時間）に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ20機、中国艦艇を7隻、公務船を1隻確認し、うち軍機12機が台湾海峡の中間線を越えて、北部と南西の防空識別圏（ADIZ）に侵入したと発表した。台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。
26日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ（約44キロメートル、接続水域）、実線は12カイリ（領海に相当）の海域を示す（国防部リリースより）
ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計1219機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計899機となった。
国防部は27日、中国が26日午後11時55分、四川省の西昌衛星発射センターから西太平洋の方向に、キャリアロケット（運搬ロケット）を発射したと説明した。台湾の防空識別圏を通過したが、高度が大気圏外で、危害がないと説明した。
【セミナー情報です】
在台日系企業の日本人経営者と同じベクトルで経営できる台湾人幹部のための研修、台湾人向けワイズ経営塾。合理的な経営意思決定の方法を学びます。4月22日開講。
検索は「4月、台湾人向けワイズ経営塾」。
【セミナー情報の詳細はこちら】
https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/117788.html
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001（情報セキュリティ管理の国際資格）を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL：+886-2-2381-9711
FAX：+886-2-2381-9722